datasource: FAO STAT
世界のカリフラワーおよびブロッコリー生産量は中国・インドが他を圧倒し世界の生産量の70%以上を占めています。この上位2国はそれぞれ世界3位のアメリカの6倍以上の生産量がとなるため対数スケールで表示してあります。2021年の生産量のトップ10は中国、インド、アメリカ、スペイン、メキシコ、イタリア、トルコ、バングラデシュ、フランス、アルジェリアとなります。
地域別ではアジア、ヨーロッパ。北米の順となります。最も多いのがアジアで世界の76%のカリフラワー・ブロッコリーを生産しています。次いでヨーロッパ、北米となります。
国別生産量トップ5(中国、インド、アメリカ、スペイン、メキシコ)で世界のカリフラワー・ブロッコリーの約82%を生産、トップ10では88%以上を生産しています。
過去10年の各地域毎の生産量推移をみると、2020年を除き、毎年ほぼ微増を続けています。この10年で生産量は約3割伸び、ほぼ2700万トンを生産しています。
datasource: USDA NASS
アメリカで生産されるカリフラワーは2022年で約38トン。カリフォルニア州単体でアメリカ全体の87%を生産しています。
日本のカリフラワー生産量は2007年の25,000トンをピークに年々減少を続け2016年には23,000トン、2019年には18,650トンとなっています。
datasource: 農林水産省作物統計
都道府県別に見ると、生産量トップは茨城県で2400トン、続いて熊本県、愛知県、埼玉県、長野県となっています。この上位5県で日本の58%のカリフラワーが生産されています。下のマップは2016年度の全都道府県作付調査に基づくカリフラワーの生産量です。