世界のイチジク/フィグ生産統計
世界のイチジク/フィグ生産量トップ10はの順トルコ、エジプト、モロッコ、アルジェリア、イラン、アフガニスタン、シリア、スペイン、サウジアラビア、アメリカとなります(FAO統計2023年分)。生産量トップ3の国で世界の生産量の51%を、トップ5の国で66%、トップ10の国で世界全体の81%を生産しています。
イチジク/フィグ生産量推移
2019年以降世界全体で年間120万トン以上が生産されています。
イチジク/フィグの収穫統計、輸出入統計、生産情報などを記載しています。
世界のイチジク/フィグ生産量トップ10はの順トルコ、エジプト、モロッコ、アルジェリア、イラン、アフガニスタン、シリア、スペイン、サウジアラビア、アメリカとなります(FAO統計2023年分)。生産量トップ3の国で世界の生産量の51%を、トップ5の国で66%、トップ10の国で世界全体の81%を生産しています。
2019年以降世界全体で年間120万トン以上が生産されています。
USDAは2018年よりイチジクの生産統計の公表を終了しました。2018年以降はFAO統計の数値を適用しています。
最新(2022年版)の農業統計で公開されている郡単位の作付面積をマッピングしました。
アメリカでイチジク/フィグが商業的に栽培されているのはカリフォルニア州となります。州中央部のマデラ郡が最も作付面積が多く州の作付面積の83%を占めています。それ以外ではマーセド郡、テハマ郡などで栽培されています。
アメリカからの生鮮・ドライいちじくの輸出量は生産量の減少以上に減ってきています。ここ数年は年間2000トンを下回るペースとなっています。
日本のドライいちじく輸入量は2011年の1300トンから年々増えてきており、2023年には1995トンと2000トンをうかがう量になっています。トルコからの輸入量が最も多く、また近年輸入量の中のシェアも増やしています。トルコからの輸入が日本全体の輸入量に占める割合は2011年には47%だったのが、2023年には91%となっています。
一方でアメリカからの輸入量が減少しています。2014年まではアメリカからの輸入量が300トンを超えていましたが、年々輸入量が下がり2022年は0、その後も数トンレベルに留まっています。
日本は2022年に9890トンのいちじくを生産しています(❋2022年のFAO統計では11967トンとなっており、日本の果樹統計とは異なっています)。和歌山県、愛知県、大阪府、兵庫県でそれぞれ1000トン以上を生産しています。