世界のピスタチオ生産統計
世界のピスタチオ生産量 (2023年)
世界のピスタチオ生産量はアメリカ、イラン、トルコ、中国、シリア、マダガスカル、チュニジア、アフガニスタン、オーストラリア、キルギスの順となります(FAO統計2023年分）。生産量Top3の国で89%を、トップ5の国で98％、トップ10の国で99.8%を生産しており産地が非常に限られた作物です。
ピスタチオ統計情報
ピスタチオの収穫統計、輸出入統計、生産情報などを記載しています。
ピスタチオ：アメリカの統計
ピスタチオ：生産量および価格推移
2015年は暖冬により充分な低温休眠ができず、その後の干ばつにより約半分の樹で実がならないなど壊滅的な不作となりました。
ピスタチオ：作付面積推移
作付面積（収穫可能面積）は年々伸びています。2020年に35万エーカーを突破、2024年には48万エーカーの作付面積を記録しています。
ピスタチオ：主要生産州と生産量(2024年)
ピスタチオ：主要生産州の郡別作付面積
最新(2022年版)の農業統計で公開されている郡単位の作付面積をマッピングしました。
アメリカでピスタチオが商業的に栽培されているのはカリフォルニア州となります。州中央部のカーン郡、フレズノ郡、キングス郡、トゥーレアリ郡マデラ郡の作付面積が多く州の作付面積の93%を占めています。
ピスタチオ：アメリカからの主要輸出先と輸出量
ピスタチオ（殻付き）
ピスタチオ（殻むき）
2021年より殻むきの輸出量が急増しています。
ピスタチオ：日本の統計
日本の輸入統計（殻付き）
輸入の95%以上がアメリカからとなっています。折れ線グラフはアメリカからの輸入総額を輸入量で除した計算上の輸入単価です。
日本の輸入統計（殻むき）
殻付きとは若干異なりイランのシェアが殻むきでは高くなっています。ピスタチオデザートブームもあり2021年2022年で大幅に輸入量が増えました。