食品は保管時間の経過と主に;
- 微生物の増殖による劣化(変敗・腐敗)
- 乾燥や吸湿などによる物理的な性質(食感など)の劣化
- 酸素により油脂やその他の成分が酸化されることによる劣化
- 酸化以外の化学反応(酵素反応や加水分解など)による劣化
生鮮食品のように品質の劣化が早い食品は腐敗などにより安全に食べられるかどうかの期限(消費期限)が設けられますが、ドライフルーツなどのように品質の劣化の遅い食品は、「おいしく食べられる品質の限界」=「賞味」期限が定められます。
食品の品質は時間の経過と共に下がっていくのが普通です。品質が安全性の限界あるいはおいしく食べられる品質の限界を下回るまでの期間に安全係数(一般的には0.7-0.8が用いられています)を掛けて消費期限・賞味期限が設定されます。
