キウイフルーツの統計情報

キウイフルーツの生産量、生産シェア、主要生産国の生産動向、日本の生産量や都道府県別生産量などをお伝えしています。

世界各国のキウイフルーツの生産量

世界のキウイフルーツ生産量は中国が他を圧倒し2位のニュージーランドの約4倍の生産量を誇ります。そのため中国をマップから除外しています。生産量のトップ10は中国、ニュージーランド、イタリア、ギリシャ、イラン、チリ、トルコ、ポルトガル、フランス、アメリカとなります。トップの中国が世界全体の52%を、トップ3の国で77%、トップ5で91%、トップ10の国で世界全体の99%を生産しています。


主要生産国生産量推移

キウイフルーツの生産量は2011年と比べると2020年には50%以上生産量が伸び440万トンに、2022年には453万トンになりました。この10年で最も生産量を伸ばしているのはギリシャで10年前の3倍以上の30万トンを超える量まで増えてきています。

アメリカの統計

アメリカ主要生産州での生産量推移

アメリカではカリフォルニア州のみでキウイフルーツが商業的に栽培されています。2017年以降年間3~4万トンを生産しています。

アメリカの作付面積統計

カリフォルニア州の郡別作付面積

カリフォルニア中南部のトゥーレアリ郡・キングス郡・フレズノ郡、及び中北部のビュート郡・ユバ郡で主に栽培されておりこれら5郡でアメリカ全体の93%の作付面積になります。トップのトゥーレアリ郡だけでアメリカの61%の作付面積となります。

日本の統計

日本のキウイフルーツ生産量推移

日本のキウイフルーツ生産量は2011年には3万トンを超えていましたが、年々減少を続け2021年には2万トンをついに割り込みました。

2022年は生産量が回復し2万2千トンとなっています。


栽培されている品種シェア

日本で栽培されているキウイフルーツの80%がヘイワード種となります。


日本の都道府県別キウイフルーツ生産量(2022年)

都道府県別に見ると、生産量トップは愛媛県で4,790トン、続いて福岡県、和歌山県、神奈川県、静岡県となっています。上位5県で日本の61%のキウイフルーツを生産しています。


日本の輸入統計

生鮮キウイフルーツ輸入統計

年間おおよそ8-12万トンほどの生鮮キウイフルーツを輸入しています。90%以上がニュージーランドからの輸入となっています。

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