メロン/カンタロープの統計情報

メロン/カンタロープの生産量、生産シェア、主要生産国の生産動向、米国及び日本の生産量や州別・都道府県別生産量などをお伝えしています。

世界各国のメロン/カンタロープの生産量

世界のメロン/カンタロープ生産量は中国が他を圧倒し2位のトルコの約9倍の生産量を誇ります。そのため中国をマッピングから除外しています。2022年の生産量のトップ10は中国、トルコ、インド、カザフスタン、アフガニスタン、グアテマラ、イラン、ブラジル、バングラデシュ、イタリアとなります。トップの中国で世界の生産量の約半分の1420万トンを生産しており、トップ10の国で世界全体の80%を生産しています。


主要生産国生産量推移

メロン/カンタロープのは全世界で約2,500万トン生産されています。生産量の多い国の中ではトップの中国が近年生産量を伸ばしています。

アメリカの統計

アメリカ主要生産州での生産量推移

アメリカではカリフォルニア州とアリゾナ州を中心に栽培されています。10年前に比べるとアメリカのメロン(ハニーデュー)/カンタロープの生産量は約40%減少し60万トン台になりました。2022年ではカリフォルニア州で全体の約70%の47万トンを生産しています。

アメリカ主要生産州の郡別作付面積

カリフォルニア州の郡別作付面積

メロン/カンタロープのカリフォルニア州の作付面積が他の州に比べて広いので、カリフォルニア州のみ個別にマッピングしています。

カリフォルニア中南部のフレズノ郡、及びインペリアル郡、リバーサイド郡、マーセド郡、カーン郡で主に栽培されておりこれら5郡でカリフォルニア州全体の85%の作付面積になります。トップのフレズノ郡だけで州の30%の作付面積となります。


カリフォルニア州以外の主要生産州・郡別作付面積

カリフォルニア以外ではアリゾナ州・ジョージア州・フロリダ州で主に栽培されていますが、カリフォルニアに比べると作付面積はかなり少なくなります。

アリゾナ州では作付面積は州全体で15,871エーカーとなっておりますが、郡単位で作付面積が公表されているのが103エーカー分となっており大部分が作付面積データとして公開されていません。

日本の統計

日本のメロン生産量推移

日本のメロン生産量は2013年には5万3千トンでしたが、2016年には4万9千トンに減少しました。2019年の統計では全都道府県の生産量が計上されておらず、主要生産道府県の生産量のみとなっています。


日本の都道府県別メロン生産量(2022年)

都道府県別に見ると、生産量トップは茨城県で41,600トン、続いて北海道、熊本県、山形県、青森県となっています。上位5県で日本の70%のメロンを生産しています。