桃の統計情報

世界各国の桃(ネクタリンを含む)の生産量

datasource: FAO STAT

世界の桃(ネクタリンを含む)の生産量トップは中国で2位のスペインの15倍の1500万トンを生産しています。そのためマップから中国は除外しています。トップ10は中国、スペイン、イタリア、トルコ、ギリシャ、イラン、アメリカ、エジプト、チリ、インドとなります。トップ10の国で世界全体の86%を生産しています。

桃(ネクタリンを含む)の全世界の生産量は約2,500万トンです。年々わずかではありますが生産量が伸びてきています。トップの中国単独で世界の約60%を生産しています。

主要国生産量推移

地域別生産量

アジアで世界全体の3/4を、ヨーロッパが15%となり、この2地域でほぼ世界の9割の桃・ネクタリンを生産しています。

桃(ネクタリンを含む)輸出量(2020年)

桃(ネクタリンを含む)輸入量(2020年)

アメリカの桃(ネクタリンを含む)統計

アメリカ主要生産州での生産量(2021年)

datasource: USDA NASS

アメリカで生産される桃(ネクタリンを含む)の主要生産地はカリフォルニア州が全米生産量の約60%を占め圧倒的1位です。続いて南部サウスカロライナ州・ジョージア州、東部のペンシルバニア州・ニュージャージー州でトップ5となります。この5州で全米の約97%の桃・ネクタリンを生産しています。

アメリカ主要生産州での生産量推移

アメリカで2021年生産された桃・ネクタリンは80万トンで、ここ10年年々減少を続けており2012年と比べると30%程生産量が減少しています。

カリフォルニア州が圧倒的に生産量・作付面積が多いため別にマッピングしております。またカリフォルニア州は桃とネクタリンそれぞれの作付面積をマッピングしております。

カリフォルニア州以外の生産州の郡別作付面積です。

カリフォルニア州・桃の作付面積

ネクタリンの作付面積

アメリカ主要生産州の郡別作付面積

日本の桃生産統計

日本の桃生産量は2020年で9万9千トンとなっています。生産量の多い順に山梨、福島、長野、山形、和歌山となっておりこのトップ5県で約80%を生産しています。

日本の都道府県別桃生産量

2009年には15万トンを生産していましたが、年々生産量は減っており、2020年には10万トンを割り込みました。2009年と比べて35%減少となっています。

日本の生鮮桃輸入量と輸入相手国

日本の冷凍桃輸入量と輸入相手国

缶詰・シロップ漬けなどの桃加工品は2021年度実績で4万トンが輸入されその大部分は中国からとなっています。

日本の桃加工品(缶詰・シロップ漬けなど)輸入量と輸入相手国

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