品質と安全
品質と安全はFruit d'Orの最重要事項です。製品汚染のリスクを防ぐための品質保証はFruit d'Orの最優先事項です。施設の安全氏、製造工程の完成度、製造する製品の品質を高いレベルに保つためにいろいろな方策を採っています。
品質管理 (Total Quality Management)
全社的総合品質管理プログラム(Total Quality Management)を導入し、品質に関わる下記エリアでそれぞれ品質管理を実施しています。
- 適正製造基準(GMP)
- 標準作業手順書(SOP)
- 内部監査とギャップ分析
- トレーサビリティ
- 苦情対応マネジメント
- サプライアー監査
- 従業員教育・訓練
- 改善と改良
- 改善と改良
認証
Fruit d'Orの工場では以下の認証を取得しています
- FSSC22000
- ISO 17025
- Non-GMO Project
- Organic (Ecocert)
- Kosher
- Halal
- SFCR (Safe Food for Canadians Regulations)
- US-FDA
有機栽培
1995年マルタン・ルモワール(Martin Le Moine)は家族と数少ないパートナーと共にケベックの地でオーガニックのクランベリー栽培を始めました。
最も厳格なサステイナブル(持続可能)な開発慣行を遵守し、味・食感・色において比類のない品質を実現するためのプロセスを採用しています。Fruit d'Or社は創業当初からオーガニックにこだわり、ほとんどの有機認証のワイルドブルーベリー・クランベリーは自社農園で栽培しています。
自社農園のあるケベック州は
- 冷涼な気候と酸性土壌により殺菌剤を使用する必要がほとんどありません
- 社内農学者による農園・作物の緻密な分析を行っています
- カナダEcocertによる有機認証を取得
有機栽培の技術の高さをコンベンショナルの作物栽培にも適用し、コンベンショナル(非有機)の作物でも極めて残留農薬がクリーンなワイルドブルーベリー・クランベリーを栽培しています。
環境・サステイナブルへの取組み
Fruit d'Orは創業以来、常に自然・人・コミュニティに敬意を払い、サステイナブル事業計画を策定しています。
Fruit d'Orは世界で最初に有機クランベリーの商業栽培に着手しました。2023年に12名の専門家で構成される運営委員会を設立しました。私達は3つの柱をベースにSDGsの活動を進めています。
自然を育む:環境を保護することでブルーベリー・クランベリーを育てるために不可欠な水などの自然資源の持続可能性を確保しています。
- 2026年までにFruit d'Orが仕入れるクランベリーの95%が有機・Certified Enviro Cranberry、Global G.A.P, Canada GAPのいずれかの認証を取得することを目指しています。
- 2023年と比べ2026年までに排水量を13%減らすという目標を掲げています。
- 2023年と比べ2030年までに温室効果ガスの排出量を49%減らすという目標を掲げています。
- 2023年と比べ2030年までに使用するエネルギーを24%減らすという目標を掲げています。
人を育む:従業員の福利厚生に投資することで創造性(イノベーション)・各人の成長を促進する環境を育んでいます。
- Fruit d'Orが販売する小売商品の65%で砂糖不使用あるいは砂糖使用量減を達成しました。
- 全ての幹部社員に部下との相互尊重・人間関係の調和を教育し、福利厚生などで従業員の心身の健康を育む取組みを続けています。
社会を育む:私たちの成功は、すべてのパートナーの成功と密接に結びついています。サプライヤー、地域で隣接する住民や企業、顧客と協業し、課題に取り組み事でポジティブで持続可能な影響を生み出し、未来のための強固な基盤を築けると信じています。
- クランベリーの加工で使用されず廃棄される有機クランベリー種子からオイルを抽出しCranora®というブランドでプレミアムなスキンケアやヘアケアなどのコスメティクス原料としてアップサイクルしています。
- 過去6年間の平均収穫量と比べて2%高い収穫量を目指し栽培技術などの改善を行っています。
賞味期限
生鮮食品のように品質の劣化が早い食品は腐敗などにより安全に食べられるかどうかの期限(消費期限)が儲けられますが、ドライフルーツなどのように品質の劣化の遅い食品は、「おいしく食べられる品質の限界」=「賞味」期限が定められます。
糖漬けし、乾燥してあるドライフルーツはその水分活性が低く微生物による腐敗のリスクが低いため、賞味期限の設定は主に風香味の劣化を官能評価して決められています。
ドライフルーツとその賞味期限については下のリンクより詳細をご覧下さい
遺伝子組換え
製品の基原原料であるワイルドブルーベリー、さとうきび、りんご、ひまわりでは遺伝子組換え作物が存在せず、ドライワイルドブルーベリーにはGMO(組換え遺伝子)は含まれておりません。